夏の疲れ 夜勤が辛いの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
宮城県 56才 女性
震災後 地域の為と思い、医療の仕事を頑張ってきました。
今年の暑さで疲れも重なり不眠状態で 夜勤も辛くなり
このままでは、責任のある仕事も続けられるか心配です。
以前、息子から紹介された、漢方薬が良く効いたので
相談にゆきました。
先生より、中医学(漢方)的には
人間の身体は、氣血津液(元気と血液、潤い)などで構成されていると考え、
このバランスの崩れや氣血津液が不足すると、胃腸の働きも低下して、
食欲不振、やる気がでない、疲れ易いなどの「気虚」が現れます、と話され。
又、不眠や口の乾き、のぼせやすい、手足がほてる「陰虚」の症状や
顔色が悪い、めまい、髪がパサつく、爪がもろく割れやすい、生理不順などの「血虚」などの状態を、
アイパットで、ストレスとの関係など、分りやすく説明されました。
さらに、夏の暑さや職場のストレスが長期に及ぶと、身体は徐々に弱くなり、
不眠や血行不良が起きやすい症状が進むので、漢方養生で体調を整え
温泉などでリフレッシュして職場で活躍できる提案をして頂き、気分が楽になりました。
休暇も頂き、好きな温泉でゆっくりした時間を過ごし、これからは
身体をいたわりながら 医療の仕事を続けられそうです。
震災後、イギリスのバーミンガム大学の皆様と「国際フォーラムを開催」しましたが、
皆さん口をそろえて「復興はストレスも多く、ゆっくりおやりなさい」と話されました。
漢方薬も補う時は、「ゆっくり補え」と言われ、陰陽五行、気血津液のバランスを調整しながら、
ゆっくり身体の基礎を強化するような事でしょうか。
TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1